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保育園の書類は、その日のうちに書くものと、月や年の単位で組み立てるものに分かれます。ここでは毎日のものから並べています。

目次14項目

商い屋 保育とは

商い屋 保育は、保育園・こども園が毎日つくる記録と計画だけを集めた専門サイトです。

一般に、この分野の様式は自治体か、保育ICTの各社が配布しています。自治体のものは提出用、ICT各社のものはシステムとセットの配布になります。

商い屋 保育は、そのどちらにも属していません。申し込みも、システムの導入も要りません。

ポイントはここです。保育の記録は、国が一律の様式を定めているわけではありません。示されているのは、計画と記録、その振り返りを一続きで行うという考え方のほうです

だからこそ、欄の作り方で書く時間が変わります。ここでは記入例と、その欄が何のために要るのかの解説をセットで置いています。

扱っている区分

商い屋 保育では、保育園の書類を園の一日と一年の流れで5つに分けています。

  • 園児・運営 — 園児台帳、出席簿、登降園記録、保護者の連絡先
  • 保育の記録・計画 — 保育日誌、月案、週案、児童票
  • 安全・事故対応 — 午睡チェック、ヒヤリハット、事故報告、避難訓練
  • 健康・給食 — 健康観察、アレルギー対応、検食簿、給食日誌
  • 職員・衛生 — 職員名簿、シフト、研修、衛生管理、法定帳簿

こんなときに見てください

  • 開園したばかりで、何をどこまで残すのかが分からない
  • 指導監査の前に、書類の抜けを確かめたい
  • 午睡チェックの間隔や書き方が、担任によってばらついている
  • アレルギー対応の確認を、口頭のやり取りだけで回している

おすすめ様式

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保育園の様式が置いてあるサイト

保育の様式は、商い屋のほかにもいくつかの場所で配布されています。自治体のものと民間のものでは、そのまま出せるかどうかが違います。

サイト置いてあるものこんなときに
こども家庭庁事故防止と事故発生時の対応のためのガイドライン午睡や食事の見守りを、何のために記録するかから決めたいとき
自治体(例:川口市指導計画・保育日誌などの参考様式をExcel・Wordで公開監査や提出が前提のとき。自治体の様式が最優先です
ももいくナビ発達記録・ヒヤリハット・検食簿などを無料で配布園の書類をまとめてそろえたいとき
ルクミー帳票管理指導計画や日誌をシステム化するサービス手書きからICTへ移すことも視野に入れたいとき
こども家庭庁 事故情報データベース報告のあった事故情報を検索できる何が起きているかを事例で押さえたいとき

商い屋 保育はどこにいるか

実務では、保育の様式は自治体が示すものを使う園が多くあります。提出する書類は様式が決まっていることがあり、その場合は自治体のものがそのまま答えになります。

一方で、園の中だけで回す記録には様式の指定が無いことがほとんどです。午睡チェック表や衛生管理のチェック表は、園の人数と動線に合わせて欄を組んだほうが書きやすくなります。

商い屋 保育が置いているのは、後者のほうです。ポイントはここです。自治体に出すものは自治体の様式、園の中で回す記録は商い屋、という分け方にすると迷いません

保育園の書類は、その日のうちに書くものから決める

一般に、保育園の書類は「その日のうちに書くもの」「月や年で組み立てるもの」「1人ずつ積み上げるもの」の3つに分かれます。

このうちその日のうちに書くものから形を決めると、後がつながります。保育日誌の粒度が決まれば、月案の振り返りに何を書くかも決まってくるからです。

ポイントはここです。先に決めるのは、その日のうちに書き終えるほうです

  1. 1 毎日 出席簿・登降園・保育日誌・午睡チェック
  2. 2 毎週 週案・衛生管理チェック
  3. 3 毎月 月案・避難訓練・給食の献立
  4. 4 年単位 児童票・要録・年間の計画
毎日のものが整うと、右側は積み上げで埋まる

午睡チェックは、間隔と書く量で決まる

保育園の書類の中で、いちばん回数が多いのが午睡チェックです。0歳児はおおむね5分に1回、1歳児はおおむね10分に1回を目安としている自治体・園が多くあります。

回数が多いぶん、1回あたりに書く量を減らすほど続きます。うつぶせを直したかどうかのように、事故につながる項目だけを記号で残せる形にしておくと、確認そのものに時間を使えます。

間隔を短くしても、書ききれない表では記録が飛びます。人数と担任の数から逆算して、1枚に何人・何時間ぶんを載せるかを先に決めておくのが扱いやすくなります。

計画と記録は、一続きで見られる

保育園の書類は、計画・実践・振り返りがつながっているかどうかを見られます。月案に書いたねらいが日誌に出てこないと、計画と記録が別々に動いていることになります。

計画の側

  • 年間指導計画
  • 月案
  • 週案

記録の側

  • 保育日誌
  • 児童票
  • 個人の発達記録
左のねらいが、右の事実として出ているかを見られる

そろえておくと楽なのは、両方で同じ言葉を使うことです。月案のねらいを日誌の欄名にそのまま置くと、書くときに迷いません。

事故の記録は、線引きを先に決める

保育園の書類のうち、書く場面がいちばん急なのが事故報告です。どこからが報告で、どこまでが園の中の記録かを先に決めておくと、当日に迷いません。

死亡や、治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病などの重大事故は、自治体を通じて国へ報告する形になっています。迷う場面では、まず自治体の担当課に確認するのが早くなります

ヒヤリハットは、事故に至らなかったものです。数が集まるほど、園のどこが危ないかが見えてきます。

職員の書類は、園の書類とは別に要る

保育園の書類でつまずきやすいのが、職員に関する帳簿です。職員名簿とシフト表は園の運営で使いますが、労働基準法が求める労働者名簿・賃金台帳・出勤簿は、それとは別に整える形になります。

人を雇っていれば、規模にかかわらず作成が求められる書類です。健康診断と検便の記録も、衛生管理の側で残しておくと監査のときに探さずに済みます。

保護者に出す書類と、園に残す書類

保育園の書類は、出す相手で書き方が変わります。保護者に渡すものは読みやすさが優先され、園に残すものは後から追えることが優先されます。

保護者に出すもの

  • 園だより・行事の案内
  • けがや事故のお知らせ
  • 重要事項説明書・園のしおり
  • 同意書(写真・個人情報)

園に残すもの

  • 保育日誌・児童票
  • 午睡チェック表
  • ヒヤリハット・事故報告
  • 衛生管理チェック表
出す相手が違うと、同じ出来事でも書く粒度が変わる

同じけがでも、保護者へのお知らせは経過と対応を短くまとめ、園に残す事故報告は時刻・場所・人の配置まで残します。2つを1枚で兼ねようとすると、どちらの用も足しません

先に園に残すほうを書き、そこから保護者向けを起こす順序にすると、内容が食い違いません。

同意書は、入園のときにまとめて取る

写真や動画の使用、個人情報の取り扱いなど、保護者から同意をもらう書類は入園のときにまとめて取る形が扱いやすくなります。行事のたびに集めると、誰から取れていないかが分からなくなるためです。

園児台帳に、同意の有無を書く欄をひとつ足しておくと、行事の前に確かめる先が1か所で済みます。年度が替わったときに取り直すかどうかも、先に決めておくと迷いません。

避難訓練と行事は、年間の予定から逆算する

保育園の書類には、年に何回と決まっているものがあります。避難訓練は毎月行うこととされており、消火や通報を含めて内容を変えながら続ける形が一般的です。

予定を先に1枚の表にしておくと、やった月と、記録が残っていない月が目で分かります。実施したら記録を差し込む形にしておくと、年度末にまとめて作る作業が要らなくなります。

水害や地震のように、地域の事情で求められる訓練もあります。避難確保計画の対象になっている園では、計画と訓練の記録がセットで確かめられます。

給食とアレルギーは、確認の記録で守る

保育園の書類のうち、事故が起きたときに最も効いてくるのがアレルギー対応の記録です。誰が、いつ、何を確認したかが残っていると、対応の説明ができます。

場面残しておく内容
献立を決めるとき除去・代替の内容と、保護者への確認
調理するとき別の器具・別の場所で作ったこと
配膳するとき名前つきの食器と、複数人での確認
提供したあと食べた量と、変わった様子の有無

ポイントはここです。確認は口頭でも、記録は紙に残すという形にできると、担任が替わっても同じ手順が続きます。検食も同じで、提供の前に確かめた事実が残っていることに意味があります。

保育園の書類は、数ではなく整合を見られる

保育園の書類は、揃っている数よりも、内容が食い違っていないかを見られます。出席簿の人数と保育日誌の人数、シフト表と実際の配置。この3つが合っていないと、他の書類も確かめられます。

準備のときは、日付を1日決めて、その日の書類を全部並べてみると抜けが見えます。出席簿・日誌・午睡チェック・シフト・給食日誌を横に並べ、人数と時間帯がつながっているかを見る形です。

自治体によって求められる様式や提出物は違います。指導監査の前に、担当課が公開している様式と手引きを見ておくと、書き直しが減ります。

保育園の書類について、よくある疑問

午睡チェックは何分おきに見るのか

0歳児はおおむね5分に1回、1歳児はおおむね10分に1回を目安としている自治体・園が多くあります。年齢と、その日の体調によって間隔を短くする園もあります。

間隔そのものより、決めた間隔で見た記録が残っているかのほうが確かめられます。園の方針として何分おきにするかを先に決め、表の行数をそれに合わせておくと崩れません。

自治体の様式と園の様式、どちらを使うのか

提出するものは自治体の様式が優先されます。指導計画や事故報告のように、参考様式が公開されているものはそれに合わせるほうが早くなります。

園の中だけで使う記録は、園の人数や動線に合わせて組んだほうが書きやすくなります。出すものと、残すものを分けて考えると迷いません。

ヒヤリハットはどこまで書くのか

ヒヤリハットは、事故に至らなかった出来事です。書く基準を決めていないと、人によって拾う範囲が変わります。

「もう一歩でけがになった」と感じた場面はすべて拾う、という形にしておくと集まります。数が多いこと自体は問題ではなく、集まるほど園のどこが危ないかが見えてきます

迷ったときの確認先

保育園の書類は、国の考え方と自治体の運用の両方が関わります。提出物は自治体、考え方は国の資料、という分け方にすると探しやすくなります。

確かめたいこと見る先
事故防止と事故発生時の考え方こども家庭庁のガイドライン
提出する様式・報告の範囲市区町村の保育担当課
実際に起きている事故教育・保育施設等の事故情報データベース
手元に様式が無いとき商い屋 保育のテンプレート(無料・登録不要)

業務の側から探したいとき

「点検」という業務で横断して探したい場合は点検板、記録・管理の帳票を横断で探したい場合は記録板をご利用ください。

商い屋は業種を軸に、点検板・記録板は業務を軸に整理しています。消防設備や遊具の点検のように業種をまたぐものは、業務の側から探したほうが早い場合があります。